村の記憶
著者:山村調査グループ/編
- 定 価:
- ¥2400
- 税 込:
- ¥2592
- 発行日:
- 1995.03.10 [増補改訂] 2004.11.03
廃村とは今は誰も住まなくなった村のこと。
山を下る日、写真機の中で寄り添って一つになった家族。
それは日本の「家」の原風景だった。
著者:山村調査グループ/編
著者:寺崎 満雄
五箇山の最深部、桂という小村の分校に赴任した教師の、ダム建設による1970年の離村まで村人と交流し村の最後を看取った手記。山村において村人が豊かな関係を結び合い、しかも個を生き生きと生きていたことに驚く。
著者:海野 金一郎
1939~43年、飛騨山中を診療で廻った医師の三つの探訪記。加須良(白川村)では痛切な幼子の弔い話、山之村(阿曽布村)では民俗も探訪、杣が池(高根村)では伝説を詳しく紹介。ほかに民間療法と熊の膽の話。写真満載。
著者:前田 英雄
昭和3年(1928)閉村、昭和35年ダム湖に水没した有峰村の歴史と民俗を網羅、分析する。里に出た元村人の子孫に伝わる伝承と写真も掲載。常願寺源流の奥深い山里に千年を生きてきた人々のことを深く知れば、いまの人々もきっと千年は生き延びられる。
過疎化が進んでついに廃村となった富山の80村を探訪。元住民の声を聞き、深い闇に閉ざされた村の歴史を振り返る画期的な書。なぜ、村は消えたのか?地図や当時の写真も満載。