昨年暮に地方小出版流通センターから出た情報誌 『アクセス』 によれば、 10年目にして地方出版は今、 安定期に入りつつあるという。 社員3人以上、 月1点、 年間10点の刊行が一つの目安で、 多くの社がこれをクリアーしよ…
2月8日 円高不況を声高に叫びながら、 一方で内需拡大を訴えるなんて、 考えてみればナンセンス。 まして、 輸出品総額の何倍ものお金がマネーゲームに投ぜられているというから、 今にひどい目にあうのは、 そんな人たちだけだ…
10月3日 チョゴリザ初登頂など超一級の岳歴の藤平氏と会う。 登山紀行文集の書名に苦しんで再度の話し合いなのだ。 私からは 「終 (つい) の山」 という案、 氏は手帳を取り出して、 一篇の外国詩人の詩句を見せられる。 …
昭和57年の12月、 久保尚文先生から 『越中中世史の研究』 の原稿をいただいてから3年がたちました。 その間、 刊行した書物はちょうど20冊になっています。 小社の事務所であるこのアパートの一室にはじめて入り、 一人で…
▼昨年の出版点数は7点。 やっと年を越したという感じである。 やはり、 年間10点は出した方がいいかなと思ったり、 いや、 少ない点数でも各々完売の販売努力をした方がよいと考えなおしたりする。 6帖間の壁際に積み並べた在…