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カテゴリー: 金沢

金沢百万石祭り

カテゴリー:金沢

金沢百万石祭りの尾山神社の神官の行列の行列です。

絵になっていますね。

金沢百万石祭り

金沢市は金沢城がシンボルです。

金沢城といえば兼六園や石川門が有名ですが、河北門、いもり堀の復元、そして橋爪門と玉泉院丸が次々復元・整備されています。

金沢城石川門

「金沢城復元基本方針検討委員会」が平成17年3月にまとめた「沢城復元基本方針検討委員会報告書」によれば、その基本方針として

「沢城は本県の歴史・文化・伝統を継承する「象徴」であり、全国へ情報発信する「源」である。

今後とも特別名勝の兼六園と一体となった県民共有の歴史的文化遺産として、後世に評価されるような取り組みが必要である。」とあります。

金沢城はきちんとした発掘調査の上復元されています。

特に玉泉院丸が復元されたことで金沢城を巡る動線が良くなりました。

「金沢城を世界遺産に」という意気込みもかつて聞かれましたが、復興費用はどれだけかかったのでしょう?

数十億円を投じたようですが北陸新幹線開通により十分な対価が得られるように思います。

 

 

金沢百万石祭り

カテゴリー:金沢

金沢百万石祭りの目玉の一つに加賀鳶梯子登り演技があります。

加賀鳶1

 

加賀鳶2

 

 

金沢市消防団のホームページによれば

「梯子登りは江戸時代、火消しが火災現場で高い梯子を立て、頂上から火事の状況や風向き、建物の状況を確かめたことが始まりで、さらには高所での作業を行うための訓練、度胸、勇気をつけるためにも行われたと言われています。」

とあります。

この加賀鳶は江戸の加賀藩大名火消が由来で「特異な装束と威勢の良さ、見事な火消し活動で名高かった」とあります。

後継者育成のため金沢の子供たちの「金沢子どもはしご登り教室」が開催されています。

私の友人のお子様が梯子登りしている勇ましい写真を拝見したことを思い出しました。

 

金沢百万石祭り

カテゴリー:金沢

前田家は百万石を維持するために実に細心の注意を払っていました。

加賀藩の最優先課題は江戸との関係。

当初120万石あったのですが、寛永16年(1639)富山藩と大聖寺藩に分藩。

そして百万石の富はすべて金沢に集まります。

そして加賀文化が生まれました。

金沢を代表する加賀友禅もその一つです。

加賀百万石祭りパレード

越中婦負郡を中心とした富山藩は石高10万石。

ところが前田利次が率いた家臣団の石高は、合計すると8万石に及びます。

この家臣団ですが、寛文の頃と寛永の頃とは家臣団が少し違っています。

宗藩と入れ替えがあったにせよ、何があったのか?

 

ところで「政隣記」を引用する「加賀藩史料」ですが誤字脱字が多いとされます。

桂書房では原本「政隣記」を読み解き補完した「政隣記」を順次刊行しています。

政隣記01

 

政隣記02

 

金沢百万石祭り

カテゴリー:金沢

2015年6月5日(金)6日(土)の二日間、金沢で「第64回金沢百万石まつり」が開催されました。

百万石祭り2015

この祭りは前田利家公が天正11年6月14日金沢城に入城したことに由来して開催されています。

今年は前田利家役に俳優の内藤 剛志さん。

お松の方役に女優の菊川 怜さんが登場しました。

パレードは金沢駅を起点として兼六園から石川門から金沢城に入城します。

新幹線開通以来、金沢は人人人の波です。

ホテルも宿泊客で大賑わい。

過疎が著しい能登にも観光客が多いと聞き一安心。

しかし今後どうなるのか?

桂書房からは前田家や金沢・能登関係の書籍が多く出版されており、この後も出版予定があります。

また北陸新幹線を利用し多くの方々が北陸に来て頂けるよう企画していきます。

 

そこで「金沢百万石まつり」に桂書房取材班が密着取材しました。

金沢の魅力についてブロクに書いて行きたいと思います。

赤ほろ隊

写真は前田家の赤母衣隊です。

前田利家は、永禄の頃に織田信長の直轄部隊である赤と黒の母衣衆のうち、赤母衣衆筆頭となり多くの合戦で戦功を立てました。