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変わりゆく時見るごとに

握りしめた何円かで初めて飴を買って帰ったら母は「欲しいものは与えるのに」と泣き、お金の働きを知りたかった四歳児は打ち震える。人に伝える難しさ、越中五箇山での幼年から奈良の老年まで言語学者に蘇る記憶はなぜかほろ苦い。

著 者:
真田信治
定 価:
¥1500(税込:¥1620)
発行日:
2016.2.24
ISBN:
978-4-905345-98-5
判 型:
新書判
頁 数:
183 頁
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目次

終戦の頃
幼年の期
青年の期
壮年の期
老年の期
歴史にふれて
海外にて
時光過ぎやすく
そして今―奈良のわかれ
あとがきにかえて

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