宗教・反宗教・脱宗教 ―作家岩倉政治における思想の冒険― 岩倉政治は禅学者の鈴木大拙とマルクス主義哲学者の戸坂潤との出会いにより、唯物論の学習に邁進するが、その本領は「宗教か反宗教か」「親鸞かマルクス か」にとどまらず、思想の冒険へと踏み出していくところにあった。岩倉の「脱宗教」は、親鸞の「自然法爾」と結びつく。岩倉の生涯をたどり、その思想と文 学を論じた出色の力作。 著 者: 森 葉月 定 価: ¥3000(税込:¥3240) 発行日: 2014.05.30 ISBN: 978-4-905345-68-8 判 型: 四六判 頁 数: 367 頁 お問い合わせ・ご意見・ご感想は専用フォームよりお送りください。