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地域の歴史から学ぶ 〜砺波散村を中心に〜

散村地域の形成は中世末から近世にかけてと言われる。

肝煎の記した「過去記」で知る政治と土地開発。義倉にみる飢饉対策は、今日の食糧危機への対応を考えさせられる。

幕末から現代まで、身近な地域の歴史から読み解く未来へのメッセージ。

著 者:
中明文男
定 価:
¥1500(税込:¥1650)
発行日:
2022.08.30
ISBN:
978-4-86627-122-4
判 型:
A5判
頁 数:
156 頁
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目次

1 鷹栖地区について 5
   鷹栖の歴史の概要 6

2 論考と概論 23
   論考① 資料からみた、中世後半から近世半ばの鷹栖村開発について 24
   論考② 圃場整備前の田の呼称について(鷹栖の場合) 36
   論考③ 砺波郡鷹栖村の幕末肝煎津右衛門の「過去記」について 44
   論考④ 幕末から明治期の砺波地区の義倉について 60
   概論⑤ 戦後の交通の変化 90
   概論⑥ 散村地域の小都市の変容 104

3 雑録 117
   奈良時代における賑給制度について 118
   学校林について −その意味の変化− 130
   高校の日本史教育について思うこと 140
   歴史を学ぶこと、歴史から学ぶこと 147
   鷹栖雑感 150

あとがきにかえて 154