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妙好人が生きる ―とやまの念仏者たち

妙好人が生きる

禅学者・鈴木大拙が「妙好人の筆頭」と称えた、赤尾の道宗をはじめ、現代まで富山県からは脈々と妙好人が輩出した。その実績を歴史編と資料編に分け確実な文献にもとづき紹介しつつ、妙好人の現代的意義を考察する。

著 者:
森越 博
定 価:
¥2000(税込:¥2200)
発行日:
2022.07.07
ISBN:
978-4-86627-118-7
判 型:
A5
頁 数:
331 頁
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目次

 はじめに 1

歴史編
 第一章 妙好人とは?  7
  一  妙好人の語意 7  
  二 『妙好人伝』という書物  10
  三 『妙好人伝』の時代背景 13
  四 妙好人の再評価 17
 第二章 妙好人と越中 21
  一  赤尾の道宗 21
  二 『妙好人伝』 36
  三 砺波庄太郎 68
 第三章 妙好人伝以降 92
  一 近現代の妙好人 93
  二 妙好人的な人々 129
 第四章 妙好人と富山 155
  一 竹田順道 155
  二 『われら念仏に生きる』 163
  三 『続われら念仏に生きる』 171
  四 『うらやましい死に方』 187
 第五章 妙好人と現代 194
  一 狭義の妙好人と広義の妙好人 196
  二 狭義の妙好人と信心 198
  三 広義の妙好人と念仏 205
  四 妙好人の現代的意義 217

史料編
  一「赤尾道宗心得二十一箇条」 224
  二『妙好人伝』 232
  三『文政[庚寅] 応響雑記 秋冬 七』 253
  四『明治の妙好人 砺波庄太郎』 258
  五『真宗安心語録 ―真宗先徳法語―』 272
  六『真宗先徳法語 ―真宗安心語録― 』 276
  七『われら念仏に生きる』 278
  八『続われら念仏に生きる』 288
  九『うらやましい死に方』 302
  十「死と〈物語り〉」 306
  
 文献と解題 308
  
 おわりに 330