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さよなら、桂

さよなら、桂

五箇山の最深部、桂という小村の分校に赴任した教師の、ダム建設による1970年の離村まで村人と交流し村の最後を看取った手記。山村において村人が豊かな関係を結び合い、しかも個を生き生きと生きていたことに驚く。

著 者:
寺崎 満雄
定 価:
¥1500(税込:¥1620)
発行日:
2004.12.08
ISBN:
978-4-905564-79-4
判 型:
A5変判
頁 数:
210 頁
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目次

はじめに

山へ、五箇山へ…分校へ
蓮如上人と伝説
分校の子供たち
桂分校のできるまで
越中桂と飛騨加須良
山のむし? 川のむし?
春のお客には
大 旅 行
秋のお客には
備えあれば
先生さんお経さんを
ホンコサマもうすさかい
表さんの離村と山田さんの怪我
冬のオゾオゾ山を越えて
先生さん頼んわい
ぼくたちの歌「桂の子」
トランジスターラジオ
加須良の離村
家に帰ってみれば
無線機の設置
新雪で遭難しかけて
桂で越冬
幸作の卒業式
迫る離村
越冬中の山田さんの死
よそ者の出入り
神様との別れ
狛犬を残して
分校が閉じる

あとがき

参考・引用文献