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石黒党と湯浅党

中世の頃、越中砺波郡に石黒党があり紀伊有田郡に湯浅党がありました。

現在、旧福光町には湯浅を姓に持つ家が60軒ほどありますが、湯浅家の祖先は戦乱の続く中世にこの地に土着したのです。

本著は歴史の動乱の中を福光で生き抜いた石黒党と湯浅党を追いました。

医王山と小坂用水

医王山と小坂用水

 

著 者:
湯浅直之 一前悦郎
定 価:
¥1500(税込:¥1620)
発行日:
2015.07.21
ISBN:
978-4-903545-86-2
判 型:
四六判
頁 数:
195 頁
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目次

はじめに                    湯浅直之

第1章 開発領主(奈良~平安期)
湯浅重宗
利波臣一族
荘園領家の変遷
石黒光弘
倶利伽羅峠の戦い

第2章 御家人・地頭(鎌倉期)
源平の最終戦
湯浅党の構成
承久の乱
広瀬郷の検注
柿谷寺と千手堂の争奪戦
地頭湯浅氏

第3章 宮方武士(鎌倉末~南北朝期)
後醍醐天皇
赤坂城の攻防と湯浅成仏
小坂用水
国人の押領と請負代官制
綽如
舘の湯浅家

第4章 中世武士の最後(室町中期~戦国時代)
蓮如と越中一向一揆
石黒荘の終わり
佐々成政
福光・石黒党のロマン 

付章  湯浅家(近世へ)

おわりに                    一前悦郎