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姫君の日常

カテゴリー:歴史探訪

殿様の家姫の日常を記した記事が、桂書房が採集した明治末の頃の新聞に乗っていました。

起床 午前6時
朝飯 午前7時  一汁
間食 午前10時 菓子
午飯  12時 一汁一菜 (焼魚又は煮魚)
間食 午後3時  菓子
夕飯 午後5時 一汁一菜 (焼魚又は煮魚)
御両親への伺候 (朝食前と就眠前)
入浴 冬季は3日に一回。夏季は毎日。
衣服 冬物は一月に一着取換え。夏物は五日ごとに取換え。
夜具 夏冬ともに大小にて一重。
運動 室内のみ。庭園に出るのは稀れ。
学習 4歳より手習い。成長するごとに読書。琴。花、その他技芸を習う。
居室 子女誕生とともに屋敷の四・五間数を定め、世帯道具を新調。
侍人 付人一名。乳母二名。

(一部添削してあります)

百歳万歳

カテゴリー:その他 新刊案内

「越中僧・薩摩開教の記憶」を執筆・刊行された飛鳥寛栗(あすか かんりつ)さんは

大正4年生まれで今年百歳。

本を読むと百歳の方が書かれた本とは決して思えません。

実にご立派です。

かくありたいと、ただただ尊敬申し上げる次第です。

越中僧_0001

飛鳥さんの略歴ですが浄土真宗本願寺派飛鳥山善興寺の前住職。

「棟方志功・越中ものがたり」の著者。

棟方志功とも親交がありました。

 

なお善興寺は古刹です。

寺の由緒は善興寺ホームページによれば、

「飛鳥朝の欽明天皇13年(552)に仏教は百済より伝えられました。

仏像を天皇より賜った蘇我氏の菩提寺、法興寺の第7世慧乗法師が、

諸国を巡錫するなかで越中国を訪れ、石動山の麓に勝地を選んで一宇を建立したことが始まりとされます。

霊亀2年(716)のことです。

のちに天台宗の勅願所として「飛鳥山善興寺」の号を賜り、石動山の三分一を功徳田としました。」

高岡市中田にお寺があります。

 

能登取材記

カテゴリー:その他

とある企画で能登珠洲の方に取材に行ってきました。

富山から珠洲までは、高岡から能越自動車道を輪島市まで走り、ここから全線無料化されたのと里山海道を走ります。

能越自動車道からのと里山海道はまだ未接続ですが、それでも珠洲まで3時間かかりませんでした。

能登珠洲市

能登の大きな問題は人口減少。

若者が金沢に流れ、町は高齢化が進んでいます。

特に珠洲市は能登半島の先端にあり高齢化が顕著で、日本の未来を先取りしています。

能登珠洲陶

珠洲といえば珠洲陶。珠洲焼資料館があります。

中世の北陸を代表する焼物です。

ちょうど窯焼き中でした。

能登E

廃線になったはずの「のと鉄道」はここだけ線路が残っています。

能登F

こうやって走るのですね。

恋路海岸の「奥のとトロッコ鉄道」足でごく270mの鉄道。

能登C

九十九湾にも行きました。

ここの「と海洋ふれあいセンター」は海の自然体験館です。

ミニ水族館ともいえるこのセンターは、九十九湾の磯で生活する多彩な生き物を知り、楽しむことができます。

能登A

また磯の観察路は、海の散歩が出き初めての体験でした。

能登にはかつては海が道でした。

ここに活路が見いだせないかと思いました。

能登の里山里海と能登の地域特性を組み合わせ6次産業そして7次産業。

更には観光を交えた10次産業とか。

新たなチャレンジが生まれる地域だと感じました。

 

 

 

べるもんた

カテゴリー:となみ野探検

城端線を走る観光列車「べるもんた」を城端で取材してきました。

一両編成ですが、となみ野に新風を吹き込むと思います。

べるもんた

 

ところで、今日は善徳寺境内は大賑わいでした。

毎日賑わうと良いですね。

麻布

カテゴリー:となみ野探検

皆さんの努力でいざり機を復元し麻布を織りあげることができました。

 

いざり機織

 

詳しい経緯は「福光麻布の会」ブログを参照下さい。