桂書房は主に北陸地方の富山県や石川県に関する著作物を発行しています。
事業としては「越中資料集成」「桂新書」など歴史・民族・文化関係の著作物を刊行、社会問題ではイタイイタイ病関係も手がけています。
最近では自費出版される方が多くなりそのお手伝いもしています。
なお、2008年度には出版梓会より、第24回梓会出版文化賞特別賞を受賞しています。
勝山 敏一(かつやま・としいち)
1943年、新湊生まれ。
会社勤めや学校職員を経て1983年正月、桂書房設立。
黒田敏雄編『村と戦争』(1988年)、青木新門著『納棺夫日記』(1993年)、山村調査グループ編『村の記憶』(1995年)、秋月煌著『粗朶集』(1996年)など、これまで600点を出版。
著書に『活版師はるかなり』『女一揆の誕生』『明治・行き当たりレンズ』、共著に『感化院の記憶』(桂書房)がある。