もったいない
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福光麻布の「いざり機(はた)」復元に向けてプロジェクトが作られ
機織り機を復刻し、麻布を織りあげることができました。
その過程は、かつての麻問屋舟岡さん宅に残っていた
昭和30年代の「いざり機」を映した8ミリフィルムから始まります。
そして舟岡さん宅を取材し、
そこで語られた「もったいない」という言葉が凄く新鮮でした。
つまり麻に携わる女性たちが手間賃で仕事をするのではなく
手先を動かす物を造りだす喜びをもったいないと称したのです。
人にとって何が幸せか?
原点に返って考えたいという衝動にかれました。
この取材の過程はDVDに収録し希望者には頒布を検討しています。
購入を希望される方は桂書房までお問合せ下さい。
写真は舟岡さん宅に残っている、いざり機の福光麻布です。